【失業保険の体験談7】毎月の認定日にハローワークへ行くのが大変でした

失業保険の体験談 失業保険の体験談
スポンサーリンク

当サイトの読者の方からいただいた失業保険の体験談を紹介するシリーズ企画です。
今回は会社の整理解雇による退職をした方の体験談です。

整理解雇による退職で失業保険を受給

某大手カラオケ会社に7年2カ月ほど在籍し、33歳で退職しました。退職の理由は事業縮小による整理解雇です。会社都合ということもあり、退職金と財形貯蓄の他に解雇予告手当てなどがプラスされ、失業といっても特に苦しいと感じる状況ではありませんでした。ただし、次の仕事が明確に決まっていませんでしたし、退職後すぐに失業保険を申請しました。

毎回遅れないかどうか冷や冷やだった認定日

退職後、会社からはすぐに離職票が発行されました。離職票は自分で受け取りに行き、そのまま管轄のハローワークへ向かってすぐに申請しました。窓口では、特に難しいと感じる手続きはなかったように思います。疑問に感じることがあってもその場で担当者がすぐに回答してくれましたし、説明会や認定日についても丁寧に教えてもらえました。退職の理由が会社都合ということもあり、失業保険の受給開始は早かったです。

受給期間は6カ月間で、1カ月の受給額は15万円ほどです。確か、在職中の給与の70%で決定したと思います。退職前は知人が興したばかりの会社を手伝うという話も出ていましたが、実際に失業してみると仕事らしい仕事はありません。そのため、ハローワークを通して就職活動をし、その中で次の方向性を探る毎日でした。その中で「意外と厳しいな」と感じたのは認定日ですね。決められた日時に必ず行かないと認定を受けることができません。生活がかかっていたので認定日は何よりも優先していました。

当時はひとり暮らしでしたが、住まいがハローワークから遠いうえに、私の場合は朝一番の時間帯だったことも辛かった理由です。当時のハローワークはとにかく混んでいて、認定を受ける人や申請に来る人、さらに就職活動で足を運ぶ人などで朝から混み合っていました。そのため、到着してみると駐車場がすでに満車になっているということも珍しくなく、駐車場を探すのも一苦労でした。そして受け取る15万円は、生活費としてはギリギリの額です。6カ月間受給しましたが、私の場合は申請手続きよりも認定日に遅刻しないことの方が大変でした。

失業保険は転職までの貴重な生活費

6カ月間受給し、なかなか自分に合った仕事に辿り着けなかった私は、その後自分で起業しました。失業保険で生活費をまかなうことができたため、退職金や財形貯蓄を起業資金として残せたことは良かったと感じています。軌道に乗るまでは不安な毎日でしたが、6カ月もの間はじっくり就職を視野にさまざまな企業に挑戦する機会を得ることもできました。結果的に、就職活動中の経験もその後の仕事に活かせています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました