【失業保険の体験談3】給料の支払いが遅れていた会社でも、会社都合で失業保険の利用ができました

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当サイトの読者の方からいただいた失業保険の体験談を紹介するシリーズ企画です。
今回は自己都合退職から会社都合退職への変更が認められた体験談です。

2ヶ月間給与が支払われなかったブラック企業を退職

31歳の時、1年2ヶ月勤めた会社を退職しました。業績が中々上向かず、給料の遅延が3ヶ月以上続いたためです。最後の2ヶ月間は全く給料を貰えませんでした。このままではさすがに生活をしていくことは難しくなると判断し、辞めることにしました。会社に残って頑張っている同僚には申し訳ない気持ちがありましたが、現実的に考えて割り切りました。

会社都合で辞めるなら、証明できる書類を準備すること


数ヶ月の間、給料が遅れたり貰えなかったりしたことから、すぐに失業手当を受給したいと思いました。しかし自ら退職すると自己都合の退職扱いとなり、失業手当が3ヶ月間もらえません

会社都合であれば、すぐに失業手当を受給することができます。そこでハローワークに相談したところ、給料の支払い状況が分かる証明書みたいな物を見せてほしいと言われました。

早速辞めた職場に連絡をし、証明書を送ってもらいました。それは急遽社員が手作りし、社印を押したものでした。この証明書を持って再びハローワークに行き、説明をしたら退職理由が会社都合だと認めてくれました。

会社都合の場合、受給資格を得るには退職前の1年間に雇用保険の加入期間が6ヶ月以上必要です。入社してしばらくは研修期間ということで、最初は雇用保険に加入していませんでした。加入後間もなく給料の遅延が始まったのですが、その時に辞めてしまうと失業手当が貰えないと知ったので、受給資格を得られるまで何とか頑張って会社に在籍していました。

おかげで失業手当は給料の6割程度がすぐに支給されました。私の受給期間は3ヶ月間でした。

指定された認定日に定期的にハローワークに出向き失業認定を受け、口座に失業給付が振り込まれるという流れでした。3ヶ月目の終盤で無事再就職できたので、ハローワークにその旨報告に行き失業給付を止めてもらいました。手続きで難しいことは特になかったです。

不誠実な会社から自分を守るのは自分自身

ただ自分の生活が破綻しないよう、事前に労務に詳しい人に聞いたりインターネットで調べたりして、自ら情報を取ることも大切だと思いました。会社の対応が不誠実な場合は特に、支払われた給料もしくは支払われなかった給料の証明をどのように行うか、考えておく必要があります。

失業給付は再就職までの生活をしっかりと支えてくれる

失業手当が貰えたことで、支払われなかった給料の分をいくらかでも穴埋めできたのが良かったです。本来なら会社相手に請求しなければならないのでしょうが、いつ振り込まれるか分からない給料のことでエネルギーを使うより、失業手当を受給して未来に向かって進んでいった方が、自分としては気持ちが楽でした。就職活動中の生活の心配をしなくてよかった上、無事に就職できたので、今ではいい勉強だったなと思っています。

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